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日刊工業新聞 掲載

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中小企業・地域経済
「ちょっと訪問」

満面の笑顔で社長が掲載されました。

日刊工業新聞 掲載

ちょっと訪問

「納期が集中して仕事をお断りする月もあるほどです」と、頭をかくのは川北機械の後藤順一社長。従業員9人の中小企業だが、取引先は三菱重工業の長崎・下関両造船所など大手が並ぶ。

3次元CAD/CAM(コンピューター利用設計・製造)やマシンニングセンター(MC)を使い、20マイクロメートル(マイクロは100万分の1)レベルの制度で造船関連部品や航空機関連治工具を製作する。

1987年に福岡県直方市で初めて縦型MCを導入するなど設備投資に積極的。07年に航空機関連分野に参入。16年には第2工場も建設した。今秋には大型MCに対応するため3次元測定機も導入予定だ。

後藤社長は「あらゆるものを確実に削るをテーマに、モノづくりの道を究めたい。将来は自社製品開発にも挑戦したい」と意欲をみせる。   (北九州)